ウエアハウスのジーンズ、WAREHOUSE OLD LEE model の色落ちレポート。
前全体の色落ち
右綾の生地の為、スソに向かって右によじれています。
後ろ全体の色落ち
大きなポケット、左に付いた革のパッチが特徴的です。
右コシの色落ち
適度にメリハリのある、良い色落ちです。
コシの色落ち
これ位の皺のより具合が私の好みです!
ヒザ裏の色落ち
革パッチ
厚みのある硬い皮が使われています。
モモの色落ち
モモに向かって色落ちする「ヒゲ」があまり出ていません。
シルエットの関係でしょう。
バックポケットの色落ち
とても大きなバックポケットです。
トランシーバーの跡に色落ちしています。
黄色いペンキが付いています。
タグ
コシの中央に付いています。
スソの色落ち
色落ち具合から、スソのクッションの様子が何となく分かります。
チェーンステッチで裾上げしてありますが、あまりメリハリが
ありません。
折り返しの幅が広めの為でしょうか?
サイドシームの変わった色落ち
変わった色落ちの仕方をしています。
- 生地の合わせ目の一方だけ色落ちしている。(上の写真では右側)
- その一方の側の耳のアタリが出ていない。(上の写真では右側)
- 左側の耳のアタリははっきり出ている。
- 合わせ目の右側の少し離れた所に、縦に色落ちしている。
何故こんな色落ちをするのかと、裏返してみました。
左右に割ってある耳を片側に寄せて撮影しています。
1,2,3
スソの縫製と同じで、片側がチェーン状になっています。
チェーン状の部分の方が厚みが出て、この表が色落ちしやすくなっているようです。
また、この僅かな出っ張りの影響で、そちら側の耳のアタリが出にくくなっているように思います。
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右の縦に伸びた、「見当違いな耳のアタリ」のような色落ちは、生の状態の時に付いた、たたみ皺によるものです。
糊落としの段階で、このように色落ちしてしまいました。
生の状態のまま、裏返して、洗濯機で洗った結果です。
同じように片側のミミの色落ちばかり出ているジーンズを紹介しておきます。
BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ) LEE COWBOY 大戦モデルの色落ち