フルカウントのジーンズ、FULLCOUNT1880G の色落ちをレポートします。
前全体の色落ち
ヒザが抜けてきています。
ルーズなシルエット、たくさんの洗濯が影響し
て、のっぺりした色落ちです。このジーンズの
特徴というより、穿き方の問題でしょう。
後ろ全体の色落ち
片ポケのモデル。
とても履き心地が良い生地で、フルカウントの
定番ジーンズ0105と同じものが使われています。
夏場に仕事でガンガン穿いてガンガン洗っていた
ので、全体に淡い色に色落ちしています。
一日穿いては洗濯、履いては洗濯を繰り返してい
ました。
パッチ、バックルバック
バックルバックのモデルです。
ベルトループの中央が盛り上がるように縫製
されている様子が、色落ちから分かります。
尻の色落ち
片方にしかバックポケットがないモデルです。
バックヨークの縫製は普通に巻き縫いになっていて、
パッカリングが綺麗に出ています。
コインポケットの色落ち
大きいコインポケットです。リベットが打ってありません。
かなり上に縫い付けてあります。
コシ周りに生地の耳がくる、変わった生地の使い方をしています。
バックポケットの色落ち
ポケット口のステッチがほどけて、生地がめくれています。
リベットが打ち込まれていないと、こういうダメージの出方を
するんですね。
このポケットを見ると、リベットの強度補強の効果を再認識
します。
右ヒザ裏の色落ち
あまりアタリが出ていません。
原因として考えられるのは、2つ。洗濯回数の多さ(夏場に着
用していた為)、ヒザ周りのルーズなシルエット。
前コシの色落ち
コシは皺がよりやすく、濃淡のある色落ちになりやすい部分
ですが、このジーンズはのっぺりした色落ちになってしまい
ました。
原因は、コシ周りのルーズなシルエット、洗濯回数の多さ
(夏場に穿いた為)、が考えられます。
ボタンフライのボタンの形に沿って色落ちしています。
右スソの色落ち
白い縫製糸のチェーンステッチでスソ上げしてあります。
左ヒザの色落ち
耳のラインに沿って、きれいに色落ちしています。
ヒザにさび止めのペンキがはねた跡があります。
ペンキのシミ
ペンキのシミ
仕事で穿いていた為、何か所もペンキがはねてしまいました。
ペンキのシミ
左スソの色落ち
耳のラインが裾まできれいに出ています。
スソのクッションに沿った色落ちも確認できます。
以上、FULLCOUNT(フルカウント)1880Gの色落ちでした。