駅前ちゃん(ekimaetyan)さんからリーバイスのカタログの投稿です。
駅前ちゃんさんのコメント。
カタログの中身を...
Vol.18の1994年秋・冬号まではJ.ディーンの表紙になっていたのですが、Vol.19からは変更されます(Leeのカタログに移籍?)。因みに、何故表紙になっていたのかが、Vol.7に載っていましたので...。Vol.17の1994年春・夏号まで、「EUROPE’S TREND」という635-637までの品番のフラッシャーにはJ.ディーンの肖像が使われていました。
ということで、外見と中身に変更のある、Vol.20の1995年の秋・冬号から中身を拝見。
Vol.20ではVINTAGE LEVI’Sが9種類に増えています。551Z-XXが登場。504Z-XXは1994年に登場(他は「501-XX」「702-XX」「502-XX」)。ジージャンの紹介ページの「71506」の下には当時、店舗で貼り出されていたポスターの写しが(字が小さくて読み辛いかもですが...)。
Vol.21から、画像では表紙と裏表紙を開いた画像ですが、、今まで新書版くらいの大きさだったのが、CDのような大きさになってます。
この号では、S702-XXというモデルが登場。SはサスペンダーのSは言うまでもないですね。ですが、次のVol.22には掲載されていませんので、この時期のみの復刻だったようです。ところが、1997年のVo.23/24は、中身が変更。モデルを使ったカタログに。手に取ったときには、「何で?」ってな感じでした。
Vol.23は1冊ずつNo.がついています。しかも、袋とじ形式なので、中身を見るには指紋のあるシールを剥がさないと中身が見れないという、「イラッ!」ってするカタログ(笑)。中身は双子のモデルを使ってまして、A4よりもちょっと大きな正方形に近いカタログです(因みに、2冊あったので、今回初めて開いてみて、中身を見ました)。
品番紹介は、今までとは違い、最後の2ページにのみ、全体像の画像ではなく、商品の詳しい紹介も無くなっています。Vol.24はLevi’sの創業から資料画像と共にモデル着用の写真が載っていて、今回は「The 50’s」のページのみを(A4に近い大きさ)。とは言え、このVol.24は見ごたえ十分です。年代別に合わせたモデルの着こなしといい、その背景の雰囲気といいすごくよい感じに仕上げっています(できれば全ページをお見せしたいくらいです)。この号では商品画像は、最後の6ページに掲載。商品の詳しい紹介は掲載。
さて、この画像では見切れてしまいましたが、ページの上部には英語で、下部には日本語でLevi’s(赤字)とアメリカ(白字)の歴史が掲載されていて、この「The 50’s」のページでは(50’sのページなのに)、「1930 ハリウッドスターたちが501ジーンズを着こなす」
「1935 リーバイスが初めて女性用にカットされたジーンズを発売」
「1936 ポケットに赤タブが取り付けられる」
「1937 サンフランシスコでゴールデンゲートブリッジが開通」
「1937 バックポケットのリベットがデニムで覆われる。サスペンダーボタン廃止」
「1938 赤タブが商標登録される」
「1939 映画にとって重要な年。『風と友に去りぬ』など傑作公開(注 原文ママ。正しくは『風と共に去りぬ』)」
「1939 大学のキャンパスで501ジーンズが流行。UCバークレーとオレゴン大学が発祥」とあります。因みに、Levi’sの関係の最初と最後の記事は、
「1853 リーバイス最初のパンツがブラウンダックやキャンパスで作られる。バックポケットはなく、ストラップ付きでサスペンダー使用」
「1997 リーバイス・ストラウス社は、コロラドの廃坑で見つかった1876~1902製のリーバイス・ジーンズを2万5千ドルで購入した。販売当時の値段は1ドル25セントだった」
となっています。
っと、すいません。1999年まで一挙にと思っていましたが、続きます(^^)。
管理人のコメント。
駅前ちゃんさん。またまたまた、貴重な資料の投稿ありがとうございました!
カタログで見るリーバイス製品の歴史。とても楽しんでいます。ジェームス・ディーンとリーバイスの関係。
ビンテージシリーズのどの品番がいつ出てきたのか。いつなくなったのか。
製品詳細メインのカタログからビジュアル重視の流れ。
「同じようで同じではない」そういえば、双子を起用していた時期がありましたね~。わざわざ指紋シールの未開封カタログを開けてくれたんですね・・・。
ありがとうございます!vol.24は、ぜひ見てみたいですが、全部を写真で公開したらさすがにまずいですよね・・・(苦笑)
今回も貴重な写真・資料をありがとうございました。
続きも楽しみです!!