私のブランドdenim bridgeでは、1ウォッシュモデルを販売していた事があります。
工場にて高温で洗い高温で乾燥させたモデルです。
この製品を手にして私が感じた、工場で1ウォッシュ・タンブラー乾燥されたジーンズの特徴をご紹介します。
言い方を変えると、ジーンズが、熱を加えて洗濯・乾燥機でグルングルン回されるとどうなるのか?
注意
以下は、キバタのデニム(防縮加工していない生地)で作ったジーンズを工場で洗濯・乾燥した例です。
目次
凹凸が出る
高温でギュッと縮める影響から、凹凸が出てきます。
生地表面にザラ感
bridgeの01生地の場合、タテ糸が立ってきて生地表面にザラ感が出ました。
01生地は緩めに織ってあるデニムなので、この効果が出たと思います。
例えば、UNIQLOの様に均一でノッペリしたデニムの場合は、変化を感じられないでしょう。
パッカリング
耳がウネウネ
この状態で耳だけに糊を付けて、耳の波打つようなアタリを強く出す方もいます。
柔らかくなる
仕上がりが、ふんわりソフトになります。
原因は、機械の中で揉まれ叩かれるからでしょう。
しっかり縮む
高温で処理することで、これ以上縮まない位まで縮みます。
穿く人のサイズ合わせが容易になりますね。
コインランドリーでも
工場程ではないにせよ、街のコインランドリーで洗濯・乾燥しても同じような効果があると思います。
もし販売する場合は、しっかり洗って縮ませてからサイズチャートを作ると、サイズトラブルが避けられるでしょう。