このジーンズは、千葉県のデニムリペア屋「YM Factory」さん所有のものです。
今年の稲妻フェスティバルで、代表の三浦さんに偶然お会いして、意気投合。私とdenimbaの訪問者の方たちが喜びそうな、いい色落ちのジーンズを3本、お借りしていました。
今回はそのうちの1本。JOE McCOY(ジョーマッコイ) 906の色落ちをご紹介します。
全体写真
まずは、後ろ全体。ズドンとした太いシルエットは、古い年代のXXを彷彿とさせます。
全体的な色味と、ヒザ裏の強烈なシワ落ち具合から、あまり洗っていないのでは!?
前全体。作りが大きいシルエットの為、腰まわりにはざっくりとした皺が。モモのヒゲは強く出ています。
これがかえって、本物のXXっぽさを感じさせます。当時の労働者がろくに洗濯もせず、作業着として穿いた。そんな雰囲気が出ていますね!
コシ周り
ルーズな皺。
モモ
強く出たヒゲ。
ヒザ周り
モモからヒザ頭に向かってくるヒゲ。
色抜けしたヒザ。
ヒザから放射状に出るアタリ。
スソ
少したるませて穿いた感じがします。
お尻
フラットな印象。バックポケットには何も入れていなかったようですね。
モモ裏からヒザ裏にかけて
解説不要のカッコよさ(笑)
スソ
変な切れ方をしています。踏んでたのかな!?
クローズアップ
かすれた品番がいい感じ。
折れた赤タブ。
隠しリベット部分のダメージ。
バックポケット口の糸切れ。
バックポケット外周ステッチが崩壊。
洗いが少ないせいか、ヨークのパッカリングは弱い。
このジーンズの色落ちの、最大のチャームポイント。蜂の巣。
ヒゲも抜群。
トップボタン。
リベット。
フロントボタン。
まとめ
あまりの迫力ある色落ちに、大量の写真を撮ってしまいました。このジーンズで、一晩飲めそうです。
皆さんも、見ていて満足のいく色落ちだったのでは!?
YM Factoryさんには、他にも2本のジーンズを預かっていました。ばっちり写真を撮ってあるので、公開をお楽しみに!
YM Factoryってどんなとこ!?という方は、ブログを覗いてみると面白いと思います。
代表の三浦さんは、雑誌Lightning(ライトニング)の1月号にガッチリ出ていました。
興味深い取り組みをしているので、ぜひ、ご覧ください。
YM店主の風来日記
コメント
コメント一覧 (2件)
凄い穿ききった色落ちですね^^
3年毎日洗濯少なめっていう感じかな…
色落ちの速度はジーンズによって違うと思いますが、
これは良い色落ちですね。
ヤフオクとかで出てるとマイサイズなら買ってますね(^_^;)
ホント、いい色落ちですよね。
飾っても絵になるジーンズです!