自分でジーンズ1本縫ってみた。

先日、ジーンズをまるまる1本自分で縫ったので、その時の様子をご紹介します。
作業に夢中(必死)になっていて、撮れた写真が中途半端です。
分かりにくいとは思いますが、雰囲気だけでも・・・。

私は、ジーンズの作り方を知りません。
今回、先生役をお願いしたのは「ジーンズリペア&リメイク hands-on」の店主で職人の山口さん。
ジーンズの作り方はいろいろあるそうですが、山口さん流で1本仕上げてきました。

それでは、写真で流れを見ていきましょう!

目次

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裁断

デニムに型紙を置いて、それに沿って線を引く。
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ポケットの袋布にも。
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切り出した各パーツ。
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バックポケット作り

ポケット口にアイロンをかけて、三つ折りのクセ付け。
切れ込みを入れて、後で隠しリベットを打つ生地を出しておきます。
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折り方などは、ジーンズによって様々。今回は、参考にしたリーバイス501XX(ヴィンテージ)にならって。

ポケット口を縫う。
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身頃とバックポケットの合体

このミシンでカン止め(バータック)します。
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バックポケットを裏返した状態で身頃に置いて、カン止めをダダダ~ッ。IMG_8193

そして、この出しておいた生地に隠しリベットを打ちます。
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打った後に、裏返しだったバックポケットを表に倒すとこんな感じ。

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ここまでいったら、あとは外周をグルリと縫ってバックポケット完成!

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フロントポケット作り

コインポケットを袋布に縫いつけたものを

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身頃と合わせる。
(後で表に返してダブルステッチ。)

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裏返しの状態で袋状にして

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ひっくり返して縁をキレイに縫って仕上げ。

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フロントポケット完成。

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ボタンフライ部分

左身頃の三巻

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ここにボタンホールの開いたパーツが重なります。
ボタンホールを開けるミシンはハンズオンさんにないので、あらかじめ児島の工場で開けてもらいました。

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フロントボタンが付くパーツ。

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左右の前身頃の合体

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後身頃左右の合体

この工程は、かなり苦戦して何度もやり直しました。
縫う→仕上がり確認→下手くそ→解く→縫う→確認→解く・・・。
夢中の作業で写真撮影を忘れてました。

前身頃、後身頃の完成

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残りの工程

この後は、インシーム(内股)合わせ→アウトシーム(外脇)合わせ
そして、ウエストの帯付け。
この際には、ベルトループを一緒に縫いつけ。
ベルトループも事前に児島の工場で作ってもらいました。

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最後にベルトループなどをカン止めして、リベット・ボタン打ち。

こうして、ようやく完成です!

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今回の先生役の山口さん。
記念に、ジーンズと一緒に写真を撮らせてもらいました。

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山口さん
ジーンズ作りのご指導、2日間で縫いきる為のスムーズな段取り・進行、ありがとうございました!

最後に

ジーンズを好きになればなるほど、もっとジーンズについて知りたくなる。
そうなると、細かい部分に踏み込んでいくことになります。
生地について知りたければ、織り、糸、綿・・・。
縫製について知りたければ、縫製糸、工程、ミシン・・・。
今回は、「実際に自分で縫ってしまう」というアプローチで、ジーンズへの理解を深めることができました。

denimbaをご覧の皆さんが、ジーンズに関してどこまで興味があるのか分かりませんが、私自身がきちんと理解したうえで、ジーンズの魅力を発信していけるようにしたいです。

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この記事の投稿者

デニム、ジーンズが大好きです。denimbaと管理人についてはこちら
2008年にdenimba開設。2014年にジーンズブランド「denim bridge」立ち上げ。2018年に「denim-base」オープン

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