100万円のジーンズを10万円で穿く秘策(妥協とも言う・・・)でご紹介したとおり、私が手に入れたスーパービッグなリーバイスの501XX 革パッチ(正確には502XX)がこちら。
ヴィンテージのリーバイス501XX(502XX)・革パッチ。しかもデッドストック。
これを私が穿けるサイズにしたものが、こちら。
私がこのジーンズの製作を依頼したのは、ジーンズリペア&リメイク工房 hands-onさんです。
hands-onさんのブログでこのジーンズ作りについて詳しく解説されているので、紹介します。
まずは、リサイズ前のヴィンテージを解説
このジーンズの品番は「502XX」です。
非常に珍しいモデルで、この品番を見て「ああ、アレね」となる人は、ほとんどいないのでは?
赤タブ、ベルトループ、リベット、縫製などの細かいディテールをこちらでご覧ください。
年代の推測もしています。
リーバイス502XX (501XXのビッグサイズ) 革パッチ(53モデル) オーバーホールリサイズ ビフォー
解体、裁断、縫製
ヴィンテージのデッドストックだろうが、躊躇なく、ハサミを入れます。
後で、なるべくそのまま再生するので、縫製仕様などのチェックは抜かりなし。
パーツごとに分けた後に、それを私のサイズに裁断。
そして、縫いもどす。
詳しくは、こちらでご覧ください。
リーバイス502XX (501XXのビッグサイズ) 革パッチ(53モデル) オーバーホールリサイズ 解体、裁断、縫製
いよいよ完成
オリジナルをなるべく再現するように工夫しました。
糸の色、太さ、ピッチ、ステッチ幅、縫い方、オリジナルのフロントボタンを生かす工夫・・・。
「だから?」と言われそうな、細かい拘りの塊です。
このジーンズを穿き込んだら、ヴィンテージと見分けが付かなくなるのでは、と考えています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
リーバイス502XX (501XXのビッグサイズ) 革パッチ(53モデル) オーバーホールリサイズ アフター
回想
これを作ったのは、去年の夏でした。
お盆休みも正月休みもくれない会社でしたが無理やり連休を取り、仕事が終わった後、最終の新幹線に飛び乗る。深夜に岡山に到着。駅前のホテルに素泊まり(ワクワクで寝付けず)して、早朝に電車でhands-onへ。二日間、店主の山口さんに付いて、みっちりジーンズ修行。ギリギリの新幹線で帰宅。相変わらず興奮で寝れず、次の日は朝6時から仕事。
私の期待と情熱に、倍返しで応えてくれたhands-onの山口さんには、感謝してもしても、しきれません。
このジーンズが、私たちに何を見せて、何を感じさせてくれるのか。
皆さんも一緒に楽しめるように、ブログの更新、頑張ります!!