岡山にある、ジーンズのリペア&リメイク工房 hands-on(ハンズオン)に行ってきたので、その時の様子を紹介します。
こちらでは、オリジナルジーンズも作っていて、作りがかなりマニアック。私も愛用しています。
「どうしても、もの作りの現場が見てみたい!」とお願いして、快く引き受けていただきました。
hands-on(ハンズオン)のジーンズリペア
今回は、私のボロボロのジーンズ、WAREHOUSE(ウエアハウス)1004XXを持ち込んでのリペア。
直した部分はここ。
仕事で使っているトランシーバーによるダメージ。
これが、あれよあれよという間に、この状態。
私が穿くと負荷が一番かかる部分なので、直すだけではなく強度も上げてもらいました。
自然に仕上がっていますね。
このデジカメアップの写真より肉眼で見た方が、より自然です。
実はこれ、バックポケットを一度はずしています。
言われないと(というか言われても)気付かないでしょう。
それでは、どんな感じでリペアしていくのか、見せられる範囲で見ていきましょう。
まずは解体。
隠しリベットが顔を出します。
今回は、リベットを外さずに進めます。
外す場合の為に、こんな専用のリベット、打ち機もありました。
糸を取り除いて置くと
これがひと手間かけるだけで、ずいぶんダメージが落ち着きました。
これにはビックリ!!
当て布を貼って
下準備、完了。
あとはミシンでダダダッと、なんて安易に考えていましたが、大間違い(汗)
ここから、時間をとって丁寧に作業が進んでいきました。
縫い込む糸を慎重に選択。
シルバー系、グレー系、濃い、薄い。
説明を聞いてはいましたが・・・
う~ん、見分けがつかない。
職人さんは、この微妙な違いを使い分けるんですね。
ここでようやく、ミシンがけがスタートです。
ここから更に手を加えていき
最後にポケットを縫いつけます。
キレイに元通りに縫っていく様子に見入ってしまいました。
繰り返しますが、このポケットは一度はずしています。
そうは見えないですね。
こんなリペアをしてくれる所が見つかれば、ジーンズは本当に一生モノ。
永く大事に穿きたいものです。
(と言っている割に、私はジーンズを持ち過ぎですが・・・)
ちなみにこの工賃は、3000円でした。
関連リンク
ジーンズのリペア&リメイク工房 hands-on(ハンズオン)
ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記
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リペアの例がたくさん紹介されていて、お値段もきちんと記されています。