Double Volante(ダブルボランチ)さんにオーダーしたジーンズを糊落とし後、200時間ほど穿き込みました。
右身頃が21オンス、左身頃が14オンスのジーンズです。
詳しくは、スーパーヘビーオンスのジーンズの色落ちの特徴とは?をご覧ください。
左右で「シワの付き方に違い」が出てきたので、レポートします。
分かりやすく脱いだ状態のまま撮影してみました。
全体像
吊るすと21オンスの側に傾きます。
シワの付き方の違いは?
21オンスの方は大まかに、14オンスは細かくシワが付いていますね。
フロント
コシ周り。
やはり、21オンスが大まかに、14オンスが細かく。
ヒザ周り。
21オンスの方が強くシワが出ていますね。
でも、少し不自然。
洗濯後にどうなるか・・・。
スソ周辺。
このジーンズは66系の細身シルエットなので、クッションが強く出ています。
21オンスの凹凸の激しさが目立ちます。
これも洗ったらどうなるか・・・。
スソからヒザにかけて。
違いますね~。
色落ちした時の表情の違いが楽しみです。
バック
バックヨーク。
この写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、パッカリングの出かたに違いが。
21オンスはのっぺりフラット。
14オンスは凹凸が出てきています。
なんでもかんでも、21オンスの方が凹凸が出るというわけではないようです。
ヒザ裏。
21オンスは、大まかに力強く。
14オンスは、細かくシャープに。
スソからヒザ裏にかけて。
傾向は同じですね。
スソのパッカリング。
21オンスは、折り返しのエッジ部分に厚みがでて、そこから色落ちしています。
うねりが少ないのも特徴的です。
14オンスは、きれいにうねりが。
まとめ
21オンスは、シワがおおまかに力強く。ただしパッカリングが出にくい。
14オンスは、シワが細かくシャープ。パッカリングが出やすい。
力強く。シャープ。感覚的な表現で分かりにくいですよね。
言い方を変えると、
21オンスは、生地に厚みがある分、シワの凸部に膨らみがあります。(生地が折れずに丸まる)
14オンスは、シワの凸部がとんがりやすいです。(生地が折れる)
伝わったでしょうか?
もっと穿き込み洗いを重ねる事で、各生地の違いが、色落ちでより強調されてくると思います。
楽しみです。
参考リンク
Double Volante(ダブルボランチ)さんにオーダー
おまけ
最後におまけの写真を1枚。
撮影後に1回目の洗濯を済ませた直後のものです。
21オンス恐るべし。
濡れた状態でこの硬さ。