「サイズの違いで、色落ちがどれだけ変わるんだ?」
実際に、ジーンズ2本をサイズ違いで、穿き込んで検証してみました。
サイズの違いは、たった1インチ。
私にとって、「ジャストサイズと1インチアップの比較」になります。
条件をなるべく同じにする事で、正確な結果を得ようと試みています。
同じ条件
- ジーンズが同じ。(同時期に同じショップで購入)
- 穿く人が同じ。(私自身です)
- 穿く時期が同じ。(ほぼ同時進行)
- 穿き方が同じ。(肉体労働で着用)
- 洗濯方法が同じ。(洗濯機で表のまま、洗剤を使って)
穿き込んだジーンズは、SUGAR CANE(シュガーケーン)1947
サイズは、29インチと30インチ。
私にとって、29インチがジャストサイズ。30インチが1インチアップです。
たった1インチ違いが、色落ちにどんな影響を与えたのか。
違いが分かりやすい様に、並べて写真を撮ってみました。
すべて、左が29インチ、右が30インチです。
全体
フロント。最初に29インチ、次に30インチ。
条件を揃えただけに、さすがにそっくりですね。興味のない人が見たら、同じジーンズでしょう。
間違い探し的に見ると、面白いです。
バック。最初に29インチ、次に30インチ。
左の29インチは、遊びでエビスっぽくして穿いていました。今、見ると恥ずかしい・・・。
ヒザ裏からスソにかけて、違いが出ましたね。
部分別
お尻。
色落ちの違いが感じられません。
共通する、ポケットのトランシーバーのアタリ。
同じように仕事で穿いていたのが分かりますね。
ヒザ裏。
はっきりと違いが出ています。
左の29インチの方が、皺のアタリが細かく、クッキリ。
ヒザ裏からスソにかけて。
やはり29インチの方が、広範囲に細かくアタリが付いています。
コシ
少しの違い。
左の29インチの方が、若干、アタリが細かくてクッキリ。
モモからヒザにかけて。
右の30インチの方が、モモのヒゲが強く出ています。
ヒザ周りのシワは、左の29インチの方が多い。
ヒザからスソにかけて。
まとめ
1.コシ周りは、ジャストの方が、少しだけアタリが細かくクッキリでる。
色落ちの差がわずかだった原因で、考えられるのは、
コシ周りは、もともと体に対してタイトな部分だから。
29インチと30インチは、私にとってジャストと1インチアップ。フィット感の差が出にくかったです。
これが、2インチアップと3インチアップだったら、はっきりとした違いが出たかもしれません。
2.モモのヒゲは、1インチアップの方がよく出る。
左モモに、はっきりと違いが出ました。
モモの下がりヒゲを出すには、ルーズに穿いた方がいいです。
3.ヒザからスソにかけては、ジャストサイズの方が、断然にアタリが付きやすい。
ヒザからスソにかけてを、横から撮影すると、違いがハッキリしますね。
たった1インチでここまで違いが出るとは、ビックリです。
色落ちの差が大きく出た原因は、体に対してルーズな部分だから。
これが、体にタイトなスリムジーンズだったら、ここまで差が出なかったでしょう。
以上、同じジーンズを「ジャストと1インチアップ」で穿き込んだ、色落ち比較でした。
実は3本の同じジーンズを穿き込んでいました。
左と中央が、今回レポートした29インチと30インチで、サイズ違い。
中央と右は、両方30インチで、穿き方違いです。
こちらのレポートもお楽しみに!